プレカット設計

実家が材木関係の仕事をしていて、大学を卒業するときに父の知り合いの会社で新たにプレカット部門を立ち上げることになり、私に声がかかりました。住宅や設計のことを勉強してきたわけではありませんが、興味があったので未知の世界に飛び込みました。住宅に関して一から勉強して、指導を受けながらプレカットのことを学びました。3年間勤務しましたが、最終的には平面図から柱、筋交い、梁などの軸組図をつくり加工データをつくれるようになりました。好きだったこともあり、仕事は楽しかったですね。

結婚を機に仕事から離れていましたが、子育てが一段落した10年前に当社でパートを始めました。ひと昔前とはいえ、多少経験があったのでプレカット設計ができる会社を探したのです。正社員になったのは5年前です。主にハウスメーカーの注文住宅を担当していて、構造材については基本的にデータが提供されるので、羽柄材などの細かい素材を入力、確認していくのが主な仕事です。毎月およそ500坪（40〜50坪の住宅10棟分）のプレカット設計をこなしています。

入力時間の短縮化、効率アップなど常にテーマはありますし、メーカーの軸組も進化し仕様も変わるのでスキルアップも求められます。それでも入力データを仕上がり予想図で確認し、ミスなく思い通りに納まっていると気持ちがいいし、やりがいを感じますね。当社の良さは、一人ひとりのプロ意識がとても高いことだと感じています。設計課は製造課とのやりとりが一番多くなりますが、製造現場でも細かい部分も妥協せずに仕上げていくので、その品質がお客さまからの信頼につながっているんだと思います。仕事も多く、設計課も常に忙しくしています。未経験でも興味があれば、私たちもバックアップしますので一緒に仕事をしませんか。女性も多く、人間関係も良い職場なので中途入社でも安心ですよ。