朝比奈工場長

当社は神奈川県平塚市で木材問屋として生まれ、長年歩んできました。時代の要請でプレカット事業に進出したのは平成のはじめで、私が入社したのもそのタイミングです。当初は横浜市の幸浦に工場がありましたが、増産に対応するため1995年に現在の朝比奈工場へ移転し今日に至っています。工場の敷地は約3000坪、月間生産量は4000坪で、構造材、羽柄材、パネル板と一通りの加工装置を揃え、毎月100〜120棟のプレカット加工を行っています。取引先は主にハウスメーカーと地元のビルダーです。

朝比奈工場の特徴は、一つには首都圏に立地している点にあります。地元ビルダーの神奈川を中心とした現場に対して、柔軟な対応が可能です。たとえば朝現場で追加部材が必要になったとき、午後便で届けられる。また短納期のオーダーに一週間で応えられる。基本的な生産計画はありますが、こうしたイレギュラーなケースに、迅速に柔軟に対応できる点が強みです。ビルダーにとって首都圏にあるプレカット工場はさまざまな面で利用価値が高く、長い間にわたる実績から厚い信頼を寄せられています。

プレカット加工の面白さは、個々人が毎日目標をもって仕事に取り組んで、その成果が目に見えるので達成感がありますね。また時おり自分が加工した部材が現場でどのように使用され、家が建つのか見に行く、現場見学も行っています。現場をみて、プレカットの評価を聞くことで「どういうものをつくっていけばいいのか」を実感し、より深い世界で技術を追求していけけるようになります。

製造課はかなり忙しく、スタッフがフル回転で頑張ってくれています。もう少し体制に余裕をもたせて、知識やスキルをじっくり向上させていける環境を実現したいと思っています。製造課のスタッフは現在30代が主力で、社歴はまちまちですが、たいていは未経験で入社して仕事を覚えてきました。だから経験ゼロでも心配ありません。製造課はチームワークがいいんです。毎朝のミーティンクでそれぞれの部署の仕事内容を確認して、忙しいところをみんなでサポートするといった、仲間意識の強い面倒見のいい人間ばかりです。元気な頑張り屋さんなら、みんなでバックアップして一人前に育てていきますのでぜひ応募をお待ちしています。